熱発電実験
お湯を入れたカップをペルチェモジュールの上に乗せ、熱発電を行っています。ペルチェはモーターに接続されていて、発電した電圧がモーターの回転に必要な電圧に達すると回り始めます。
熱発電実験
お湯を入れたカップをペルチェモジュールの上に乗せ、熱発電を行っています。ペルチェはモーターに接続されていて、発電した電圧がモーターの回転に必要な電圧に達すると回り始めます。
SP5C7-573 は、比較的廉価で、PC接続可能な温度コントローラです。ペルチェモジュールを使った温度制御システムに使われます。これから使い方について説明します。
結線します。
ここでPCとコントローラ間の通信をチェックします。電源をオンにします。PCのコントロールパネルからデバイスマネージャーを開き、ポートを確認します。ここではポート3が割り当てられています。MR573.exeを実行します。通信パネルが表示されます。ポートを設定するとコントローラに記憶されているパラメータが表示されます。PCおよび温度設定表示機に温度が表示されていることを確認します。
ポートを設定した後、START/STOP COMM ボタンをクリックするとメディカルMESSAGE BOXにメッセージが表示されます。”COMM OK”と表示されればPCとの通信がうまくいっています。
SAMPLE DATA エリアに表示されるのはコントローラの基本的な設定情報です。
上記のパラメータをボックスに入れた後、SEND VALUEボタンをクリックするとその値がコントローラに送られます。
ペルチェに出力すると、温度が設定値に近づいていくのを確認して下さい。離れていく場合はペルチェの出力のケーブルが逆になっているか、温度センサの取り付け位置が制御面についていないかのどちらかだと思います。
ご質問、ご購入はソリッドフィジクスへ。
熱発電モジュールで発電する場合、熱源の温度で電圧が変わるため電圧を制御するための昇降圧ボードが必要になります。ソリッドフィジクスはこのボードの販売を開始しました。仕様は次の通りです。
入力電圧範囲 4.5~36V
出力電圧範囲 7.5~24V
最大電流(12V出力時) 5A
今までは高温用のペルチェモジュールは高温サイドの最高温度が200℃でした。今回、高温サイドの最高温度が250℃まで使用できるペルチェモジュールを販売することにしました。まだ需要が少ないため、注文生産になりますが、必要な方はソリッドフィジクスまでご連絡ください。