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熱発電で携帯撮影時の照明の点灯
熱発電でLED電球を点灯
熱発電してLEDを発光させる
熱発電の実験
熱発電実験
お湯を入れたカップをペルチェモジュールの上に乗せ、熱発電を行っています。ペルチェはモーターに接続されていて、発電した電圧がモーターの回転に必要な電圧に達すると回り始めます。
PC接続可能な温度コントローラ SP5C7-573
SP5C7-573 は、比較的廉価で、PC接続可能な温度コントローラです。ペルチェモジュールを使った温度制御システムに使われます。これから使い方について説明します。
- 温度コントローラ SP5R7-573
- 温度設定日表示機 SPDISP-573
- PC-コントローラ間ケーブル
- コントローラ-温度設定表示機間ケーブル
- 温度センサ
- 電源 ペルチェの最大電圧の50~80%の電源を選びます。ここでは、ペルチェの最大電圧が16Vですので電圧は12Vを使います。
- ペルチェモジュール冷却ユニット
結線します。
- JP3の3と電源の12Vを、JP3の4と電源のGを接続します。
- JP3の7と8に温度センサを繋ぎます。温度センサはペルチェに近い場所に取り付けます。
- コントローラと温度設定表示機を接続します。
- PCとコントローラを接続します。
ここでPCとコントローラ間の通信をチェックします。電源をオンにします。PCのコントロールパネルからデバイスマネージャーを開き、ポートを確認します。ここではポート3が割り当てられています。MR573.exeを実行します。通信パネルが表示されます。ポートを設定するとコントローラに記憶されているパラメータが表示されます。PCおよび温度設定表示機に温度が表示されていることを確認します。
ポートを設定した後、START/STOP COMM ボタンをクリックするとメディカルMESSAGE BOXにメッセージが表示されます。”COMM OK”と表示されればPCとの通信がうまくいっています。
SAMPLE DATA エリアに表示されるのはコントローラの基本的な設定情報です。
- SET UPエリアのパラメータの意味は次の通りです。OUTPUT ENABLE:コントローラの出力をオン/オフします。
- TEMP UNITS:温度のセ氏・カ氏を設定します。
- PC SET TEMP:温度を設定します。
- PROP BW:PID制御の比例制御のバンド幅を設定します。
- INTEGRAL GAIN:PID制御の積分制御のゲインを設定します。
- DERIVATIVE GAIN:PID制御の微分制御のゲインを設定します。
- COOL MULTIPLIER:コントローラの冷却時の出力レベルを0-1間で設定します。0.5の場合は50%出力になります。
- HEAT MULTIPLIER:コントローラの加熱時の出力レベルを0-1間で設定します。0.5の場合は50%出力になります。
- SET TYPE:制御内容(温度設定または温度差設定、ポテンショメータによる制御)、PCと温度設定表示機のどちらを優先するか、を設定します。
- CONTROLLER SENSOR TYPE:センサの型番を設定します。
- TEMP2 SENSOR TYPE:第2センサの型番を設定します。
- ALARM:アラームの内容を設定します。
上記のパラメータをボックスに入れた後、SEND VALUEボタンをクリックするとその値がコントローラに送られます。
ペルチェに出力すると、温度が設定値に近づいていくのを確認して下さい。離れていく場合はペルチェの出力のケーブルが逆になっているか、温度センサの取り付け位置が制御面についていないかのどちらかだと思います。
ご質問、ご購入はソリッドフィジクスへ。
プログラマブル温度コントローラ
熱発電機
昇降圧ボード
熱発電モジュールで発電する場合、熱源の温度で電圧が変わるため電圧を制御するための昇降圧ボードが必要になります。ソリッドフィジクスはこのボードの販売を開始しました。仕様は次の通りです。
入力電圧範囲 4.5~36V
出力電圧範囲 7.5~24V
最大電流(12V出力時) 5A
高温用ペルチェモジュール
今までは高温用のペルチェモジュールは高温サイドの最高温度が200℃でした。今回、高温サイドの最高温度が250℃まで使用できるペルチェモジュールを販売することにしました。まだ需要が少ないため、注文生産になりますが、必要な方はソリッドフィジクスまでご連絡ください。